お雛様・雛人形を飾る
先日、雛人形の飾る日について記事にしましたが、
節分の翌日に子供たちと一緒にお雛様を飾りました。
約1年ぶりのお雛様です。
我が家は、お殿様とお姫様ふたりの「親王飾り」なので、
お雛様を飾る所要時間は5分ぐらいでしょうか。
コンパクトなお雛様のいいところです。
出し入れが簡単なので、毎年飾ってあげられているのかもしれません。
お雛様、出したばかりではありますが、
出すときに収納ケースの画像を撮ったので、
1ヶ月後、お雛様を片づけるときの参考になればと思い、我が家のお雛様の収納について書いてみたいと思います。
雛人形を衣装ケースで保管する
お雛様は、人形ばかり扱っている問屋街で購入したのですが、
後日、自宅まで配送していただきました。
大きな専用の段ボール箱に、
それぞれ、お人形の入った桐の箱、台座の入った箱、雪洞(灯り)の入った箱・・、
個別の箱が隙間なくきっちり入っていました。
10年ぐらいは、その段ボールを利用して収納しており、
段ボールでの収納でも、お雛様の品質維持には何の問題もなかったのですが、
時がたつにつれて、角がつぶれたり、凹んだりしてきました。
紙製品なので劣化しやすいのですね。
3年ほど前、衣装ケースが1個空いたのを機に、
お雛様を衣装ケースで収納することにしたのです。
このような一般的なサイズの、蓋つきの収納ケースです。
1箱にきっちり収まりました。
ケースの下に、それぞれの箱を上手に組み合わせて入れ、一番上に屏風と毛氈をのせています。
雛人形と一緒に飾る、初節句の時のお写真(大きな額に入ったもの)や、オルゴール、
母の手作りの、手の平サイズのうさぎのお雛様も一緒に収めています。
段ボール収納に少し抵抗があったので、衣装ケースに移し替えてすっきりしました。
この衣装ケースごと、リビングの雛人形を飾る場所まで持って行きます。
そして、一番上にある毛氈、屏風から順番にセットしていきます。
全て、飾りつけが終われば、空き箱を衣装ケースにもどし、
普段、そのスペースの置いてある写真立てや置物なども、衣装ケースに入れておきます。
こうしておけば、お雛様を片づけた後すぐに、いつものインテリアにもどすことができます。
雛人形を収納・保管する場所は?
親王飾りだけとはいえ、小物類もありますし、屏風も大きなサイズです。
衣装ケース1個分ありますので、ある程度のスペースは必要になってきます。
お雛様の出し入れは1年に2回だけですので、多少不便な場所でも仕方ないですが、
あまりに奥に置いて、その前にいろいろな物を積み上げてしまうと、出すのが億劫になってしまいます。(飾らなくなる原因にもなります)
その点も考慮して、多少の出し入れの不便さはあっても、出せない状態になるような場所は避けましょう。
我が家は、段ボールに入れていた時は、屋根裏収納に置いていましたが、
衣装ケースに入れ替えてからは、奥行きの深いクローゼットの上部に置いています。
押入れでしたら、天袋と言われる部分でしょうか。
高い位置ですので、上げ下ろしに椅子が必要になりますが、
1年に一度のことですので、この程度の不便さは許容範囲です。
むしろ、使用頻度の高いものを置けない場所にこそ、こういった季節ものを置くといいですね。
※ちなみに、横には、浴衣・帯・髪飾り・下駄などを収納しています。
雛人形の収納に、プラスチックの衣装ケースは適しているのか?
本来、お雛様の収納には、桐の箱が向いている言われますが、
桐の収納ケースは高額です。
お雛様のサイズにもよりますが、何万円もしますよね。
もちろん、桐の箱を用意できる方は、それが一番だとは思いますが、
衣装ケースでも、今のところ全く問題なく使えています。
全く問題ないのですが、
やはり、カビや湿気については、わたしも気がかりです。
大事なお顔にシミがついたり、衣装がカビてしまっては大変ですよね。
わたしは、衣装ケースで保管するにあたって、以下の条件と小さな工夫もしています。
- 雛人形自体は桐の箱に入っている
- 衣装ケースの蓋をきっちり閉めても密閉性はない
- クローゼットの扉は、日々開け閉めしている
- 晴れた日に片づける
- 防虫剤と一緒に除湿シートも入れる
衣装ケースで保管し始めて3年経ちましたが、
今年も綺麗なお顔と衣装ででてきてくれました!
お雛様・雛人形、片づけるときのコツ・ちょっとした工夫
片づける日は、お天気のいい晴れた日を選びましょう。
片づける前に、柔らかい毛ばたきで、きちんと埃を落としましょう。
お雛様の飾りで多い、房の部分は、ぐちゃっとなってしまうと型がついてしまうので、
きちんと整えた後、小さく切ったサランラップで一部を巻いておきます。
こんな感じです。
手間はかかりますが、状態良く保管するためにしています。
また、小物の柄杓や扇などの小さいものは、紛失しやすいので、まとめてジップロックなどの小袋に入れています。
ネットで拝見しましたが、
お茶っ葉を入れる白いパックに入れてから、ジップロックに入れるというアイディアもありました。
今年は私も取り入れてみようと思います。
そして、お雛様関連のものは全て一緒に保管しておきます。
先ほども書きましたが、
一緒に飾る写真や、飾り物(置物)なども一緒に保管しておくと、
出し忘れや、片づけ忘れもなく、時短になりますよ。
防虫剤と防カビシートも忘れないでくださいね!
お雛様を衣装ケースで保管する際のまとめ
我が家の衣装ケースでの保管方法、いかがだったでしょうか。
住宅事情や、お住まいの地域の気候などにもよりますが、
毎年綺麗な状態でお雛様を飾ってあげる為にも、
コンパクトな収納、ある程度出しやすい場所での保管など、
もう一度見直してみてはいかがでしょうか?