年度末になりました。
そろそろ、次年度の役員の方へ
引継ぎも始まったころでしょうか。
新年度からPTAの役員に決まっている方、
中でもお仕事をされている方は、
仕事に支障がでないか不安ですよね。
私は、専業主婦だった2年前までは、
仕事を持たれている方をサポートしながら、
この2年間は、パート勤めをしているので、
周りの方に助けてもらいながらの活動でした。
専業主婦の立場から、
仕事を持つ者としての立場から、
両方の目線で感じたことをお伝えしたいと思います。
仕事とPTA活動の両立はできるのか?
率直な意見として、
仕事をしていても、PTA活動はできます!
フルタイム勤務でも大丈夫です。
PTA活動の度に仕事を休むことは
現実的に難しいので、
周りの方に協力をお願いしなくてはなりません。
「仕事をしているので、あれもこれも無理」
というような消極的な姿勢では
周りからの協力を得ることはできません。
では、どのようにしたらいいのでしょうか。
自分ができることを明確にする
最初に、PTA役員の顔合わせがありますよね。
その時に、仕事をしていることを伝えます。
「フルタイム勤務ですので、
平日の集まりは難しいですが、
土日の会議や集まりでしたら参加できます。
資料作りなども担当できます」
「週3回、16時までパートにでていて、
土日と〇曜と〇曜は休みです。」
「シフト制のパートです。
1ヶ月前に言えば休みが取れます。」
など、できるだけ詳しく伝えます。
仕事をしているからできない、ではなく、
「〇〇はできないけれど、△△ならできます。」
というように、前向きな姿勢を伝えます。
そのように言っていただけたら、
時間に融通が利く方からすれば、
(それなら平日の活動は私が参加して、
資料作成や土曜日の会議をお願いしようかな)
という気持ちになります。
たとえ平日の負担の方が大きかったとしても、
相手の姿勢次第では気にならないものです。
曜日によって動ける日があるという方なら、
できるだけその方の希望日に合わせて
予定を組んであげようと思います。
各々が「〇〇ならできます」
という前向きな姿勢であれば、
日程の調整もまとまりやすいですし、
役割分担も自然とできるものです。
職場にも伝えておく
PTAの本部役員や、
各委員の長を担当される方は、
一般のPTA役員よりも負担が大きいです。
それらの役を担う方は、
少なからず平日の活動が余儀なくされます。
また、役割分担できない、全員参加の行事で、
仕事を休まなければならない時もあります。
職場で一緒に働くメンバーには、
今年度は、学校のPTAの役員になっている旨、
事前に伝えておいた方がいいと思います。
シフトを組んだ後の日程調整など、
ご迷惑をお掛けする可能性があるからです。
お互いに助け合う
実際には、均等に仕事量を割り振ることは
難しいと思いますが、一部の人だけに
負担がかかりすぎてはいけません。
誰かが自分の代わりに動いてくれたなら、
次の場面では多少無理してでも自分が動く。
そのような気持ちが大切です。
どんなに大変な仕事でも、
一緒に活動するメンバー次第で、
役員活動が辛いものになったり
楽しいものになったりするのです。
損得勘定で動かずに、
自分ができることは率先して動く、
そういう姿勢であれば、自分が困った時、
他のメンバーの方が助けてくれます。
まとめ
仕事をしているのに役員にあたってしまったら、
「無理!」「最悪!」という気持ちになりますよね。
できれば避けて通りたいですよね。
しかし、決まってしまった以上、
いつまでも愚痴を言っていても始まりません。
できない言い訳ばかり並べる人は、
一緒に活動する人の士気まで下げてしまいます。
頑張ろうとする人にとって迷惑です。
大変なのはみんな一緒です。
大変だからこそ、みんなで協力するのです。
仕事をしていてもできることはあります。
休日や夜間の時間を費やすことになりますが、
自分ができることは率先して引き受けましょう。
一生懸命頑張っている人を見れば、
人って応援してあげたくなるものですよ!
こちらは、PTA役員をするメリットです。
私が感じたままを書きました。
PTA役員を引き受けるか迷っている方、
引き受けたもののモヤモヤしている方、
デメリットばかりではなく、いい面もありますよ。