【ゴミ問題】カラスにゴミを荒らされない為の最終手段

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カラスによるゴミ被害が頻発

昨年の夏のことですが、

カラスによるゴミ被害が頻発し、

ゴミ置き場前のお宅の方から苦情がでました。

「月に1回程度なら我慢できるけど、

最近多くて、正直しんどい。

今一度、ゴミ出しの方法を徹底してほしい」

このような連絡が各家庭にありました。

我が家は7軒の分譲地の1軒です。

毎月、ゴミ置き場が移動し、7ヶ月に1度、

自分の自宅前がゴミ置き場になる仕組みです。

入居当初は、新婚家庭が2軒と、

低学年以下の子育て世代が5軒でした。

それから数年経ち、

子供のいなかった世帯にも子供が生まれ、

また、小さかった子供たちが成長するに伴い、

出されるごみの量も増えました。

入居当初に用意したゴミネットでは

全てのゴミを覆いきれなくなったのが数年前。

一度大きなサイズのネットに変えてはいるんです。

それでもやはりカラス被害が後を絶ちません。

皆さん毎回報告はしないものの、

月に2回~3回は被害にあっていたそうです。

自分宅が当番の時に荒らされるのも困りますし、

よそのお宅が当番の時に、

我が家のゴミで迷惑をお掛けするのは

本当に申し訳なく思います。

カラスによるゴミ被害の対策

大きなネットにする

端のゴミ袋もしっかり覆えるように

大きなネットに買い替えたのですが

多少ましにはなったものの、

被害はゼロにはなりませんでした。

ゴミをネットで包み込むようにしても、

(ゴミでネットの端を押さえる)

次に来た方がネットを引っ張ってしまい、

そのまま立ち去ればその効果はなくなります。

このように、ほんの少しの隙間があれば

クチバシでネットをめくってしまいます。

風が強い日もネットがめくれやすいです。

四六時中張り付いている訳にもいかず、

被害がなくなることはありませんでした。

ネットの色を黄色にする

これまでは青色のネットを使用していました。

しかし誰かからの情報で、

カラスは黄色を嫌うため、

ネットを黄色にしようという案がでました。

確かに近隣で、黄色のネットを

使用している地域がたくさんあります。

しかし、よくよく調べてみると、

黄色に効果があるのではなく、

たまたまカラス被害対策用に作られた商品が

黄色だったのです。

実際は、その商品に紫外線カットの

顔料が含まれており、その効果で

カラス被害が減っただけだったのです。

カラスは黄色が嫌い

カラスは黄色が見えない

これらは一人歩きしてしまった誤情報です。

新聞紙を使う

当地域は、黒や青色のゴミ袋は禁止で、

透明~半透明という指定があります。

カラスから生ゴミが見えないよう、

生ごみを新聞紙で包んでもだめでしたし、

ゴミ袋の内側を新聞紙で覆う策も試みましたが、

それでもやはり、被害はなくなりませんでした。

また、ゴミ収集の方から、

新聞紙でゴミ袋の中身を隠す方法は、

ゴミの種類の判別がしづらい点から

ほどほどにしてほしいと指摘がありました。

ゴミ袋を二重にする。

スーパーの袋をゴミ袋に利用し、

それら数個をまとめて大きなゴミ袋(45ℓ)

に入れるという方法もやってみましたが、

たとえ二重になっていようとも、狙ったものは

お構いなしでクチバシで突っつきます。

ゴミのネットに小さい穴が幾つもできるぐらい

カラスのクチバシは鋭いのです。

ゴミステーション(箱型)を設置する

ネットを大きくする。色を黄色にする。

新聞紙を利用する。袋を二重にする。

いろいろと案はありましたが、

どれも多少マシにはなるものの、

被害が0になることはありませんでした。

結果、最終手段として導入したのは、

箱型のゴミステーション
です。

折り畳みとはいえ、結構大きく嵩張りますし、

また初期費用もそれなりにかかります。

しかし、被害による掃除の負担と苦痛から

解放されるのであれば購入しようと、

全宅一致で決まりました。

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導入から半年、被害のほどは・・

昨年の夏にゴミステーションを導入し

あれから半年が経過しました。

先日班長さんが確認して回ったとこと、

昨年の夏からこの3月にかけて、

ゴミ被害は全くなかったそうです。

ゴミステーションの効果は絶大でした!

3月に入り暖かい日が続き、

カラスの活動も活発になる時期です。

カラスの鳴き声をよく聞きます。

例年なら、カラス被害が始まっている時期です。

それなのに被害ゼロとは、

ゴミステーション効果としか言いようがありません。

使用前は、サイズが大きいので

出し入れが大変かなと思っていたのですが、

思ったより簡単で、

むしろ大きなゴミネットを畳む方が大変でした。

* * * * *

個人でできる対策はいろいろありますが、

ネットを大きくしたり、新聞紙を使ったりしても

劇的な効果は狙えません。

また、全ての方に義務付けることはできません。

ゴミ捨ての意識は個々によって異なります。

しかし、ゴミステーションを導入すれば、

各々のゴミの捨て方に左右されることなく、

被害をゼロにすることが可能です。

カラス被害に合われている地域のみなさん、

是非導入を検討してみてください!