公文、お子さんの習い事でされている方も多いのではないでしょうか?
習い始めたころは意気揚々と頑張っていても、それを維持継続するのは難しいですよね。
毎日の積み重ねがカギとなる学習法ですので、親も子供も大変です。
我が家も、公文の学習をさせており、あれこれ試行錯誤してきました。
長女・次女、それぞれ個性がありますので、同じ方法は通用しませんでしたが、
わたしが親として工夫してきたことをまとめてみました。
参考になれば嬉しいです。
宿題の量、1日の枚数は?
習っている教科にもよりますが、算数を例にとってお話します。
宿題の量は、
- その子のレベル(入会時、学校の進度より遅れているか)
- 目標(〇年生までに〇まで進みたい)
- 他の習い事との兼ね合い
この3つを考慮して、1日あたりの枚数を決める必要があります。
我が家の長女の場合
長女は、次女が通い始めたのを機に、4年生の秋から始めたのですが、
6年生の2学期終了までに、中学2年生終了レベルまでの範囲を終えたいと先生にお伝えしました。
短い期間(2年)に、かなりのペースで進める必要があった為、毎日10枚の宿題が出されました。
学習内容が学年より進んでくると、毎日10枚の宿題は大変のようでした。
途中、難しい単元になったときは、1時間ぐらいかかってしまうときもあり、
娘が先生と相談して、8枚にペースを落とし、長期季節休みの間は10枚に増やす、などの工夫をしていました。
娘がやる気だったこともあり、結果的に最終目標をクリアして、公文を終えることができました。
長女のようにやる気があっても、ずっと同じペースで走り続けることは難しいです。
単元によっては枚数を減らす、時間に余裕がある時は増やす。
踏ん張ることも大事ですが、辛い時は先生に相談して、宿題の量を調節してもらってください。
先生はプロですので、その子に合わせて上手に調整してくださいますよ。
我が家の次女の場合
次女の場合、入学後、算数が苦手のように感じましたので、何か学校以外での学習をと思い通うことにしました。
そういった理由の為、学年より先取りした学習よりも、以下のことが優先でした。
・算数への苦手意識をもたせたくない。
・学校の進度より少し先取りして学習しておくことで、授業がわかりやすくなる。
この2点を先生にお伝えしたところ、ご理解いただき、学校の進度よりだいぶ戻ったところから始め、
追い付くまでは、毎日10枚、
追い付いた後は、毎日5枚、
長期季節休みの時は、頑張って8枚、
このような量で学習しています。
通い始めた時、娘の計算する様子を見た先生が、
「この子は確かに、算数が苦手なほうかもしれないね」とおっしゃられたのですが、そんな娘でも、今では1学年先の学習ができるまでになっています。
継続とはすごいですね。
先に進んではいますが、宿題のプリントの中に、時々 現在の学年のプリントも混ぜてもらっています。
先に進みすぎると忘れてしまうからです。
この配慮には本当に助かっています。
算数が苦手と感じるお子さんの場合は、
毎日たくさんの宿題に追われて嫌がってしまうよりは、
学校の授業より少し先を学習することを目安に、宿題の量を調節してもらっていはいかがでしょうか。
せっかく通っているのだから、平均枚数はこなして欲しい思いもありますが、時に減らしてもらうことも大事かもしれません。
公文の宿題はいつやるの?
公文に通う日が週に2日ありますよね。
例えば、火曜日・金曜日だった場合、
火曜日に出される宿題は、水・木 の2日分
金曜日に出される宿題は、土・日・月 の3日分
1週間に5日間は宿題をしなければなりません。
宿題をする時間帯としては
- 朝、学校に行く前
- 帰宅後、すぐ
- 夕飯の前
- 夕飯の後
- お風呂の後
- 就寝前
概ねこの時間帯の中のどれかになるのではないでしょうか。
朝のうちに宿題を終わらせる
長女は、帰宅後、学校の宿題の後に続けてするのが嫌だったようで、
朝、学校に行く前に済ませていました。
登校時間が決まっているので、集中できるということと、
帰宅後、遊ぶ時間が増えるというのが理由だそうです。
登校前に済ませるというのはなかなか難しいと思いますが、時間が取れるなら、朝に済ませておくのが、一番集中できて、かつ、時間も有効につかえるのではないでしょうか。
宿題を帰宅後~就寝までにする
問題は、次女の方です。
「なかなかやらない子」の典型のような次女。
通いだして2年半ぐらい経つのですが、未だに声掛けが必要なんです。
朝する時間はまったくありませんし、
帰宅後も、学校の宿題で精一杯。
公文の宿題をさせると、遊びに行く時間がなくなってしまいます。
遊びも大事なので、夕方はお友達と遊ぶ時間を優先させています。
結局、遊びからの帰宅後(夕飯前)にすることになるのですが、
「先に遊びに行かせてもらった」という満足感があるようで、
声掛けは必要ですが、素直に宿題に取り組んでいます。
我が家の次女のようなタイプのお子さんは、
公文の宿題が終わらず、遊びに行けない、
結果的に公文を嫌がるということになりかねません。
遊びに行ってから宿題をする方が、子供も納得するのではないでしょうか。
もちろん、先に遊びに行ったのに宿題を嫌がるようでしたら、
期間限定でも、宿題を終わらせてから遊びに行く、
という順番に切り替えるなど、考え直す必要がありますね。
公文の宿題をする時間帯は、親が一方的に決めるのではなく、
子供と相談して、子供の納得のいく時間帯を設定することが大切なのだと思います。
土・日の宿題は
友人のお子さんは、日曜にサッカーの試合が入ることが多いので、
日曜日の分はださないでもらっているそうです。
我が家は、土日の予定により、
前倒しで終わらせるようにしています。
遊び疲れてできない、明日やろう、ではなく、
基本的に
「宿題は、楽しいことの前に終わらす!」
頑張った後に楽しい予定があれば、子供もやる気になるようです。
まとめ
進んでやるタイプの子、なかなかやらない子、
いろいろなタイプの子がいますよね。
公文の宿題の量も、全員一律ではないのです。
量は一律ではないですが、
毎日継続して学習する、という基本姿勢は同じです。
学習習慣をつけるという意味でも、
宿題の量よりも、継続するということが大事なのです。
一度決めた宿題の量でも、ときどき見直してください。
できる子でも、辛い時は減らしたり、
できない子は、できる量に調整することが必要です。
その際は、親が一方的に決めるのではなく、子供と相談しながら、子供の納得のいく形で、
宿題の量や、取り組む時間を決めてくださいね。
我が家の例をとってお話しましたが、同じようなタイプのお子さんの参考になればと思います。
http://chiisana-kufuu.info/2018/02/08/post-1309/
公文の宿題を嫌がる子供の対応について書いています。
合わせて読んでいただけたらと思います。