もち麦、ダイエットに効果的!
女性にとって、とても関心が高いダイエット。
夏になると尚更ですね。
先日、TVでダイエットに「もち麦」がいいと放映されていました。
我が家では、健康を意識して時々、雑穀米や麦ごはん、赤米を食生活に取り入れていたので、麦がダイエットに良いと聞いて「おっ!」と思いました。
毎日ではないけれど、既に麦ごはんを取り入れていた!
でも番組が進むにつれて、麦にも種類があることが判明。
キッチンで確認してみると、この時 我が家で食していたのは、「押し麦」でした。
そもそも、もち麦と押し麦があることさえ知らずに「麦」というだけで購入していたのですが、麦は麦でも、「もち麦」と「押し麦」は別の物のようです。
これは「もち麦」の画像です。
白米に比べて丸みがあり、真ん中に線が入っているのが特徴ですね。
数日後、もち麦を買いに行ってみると・・、
もち麦の棚だけ、1つも在庫がありませんでした!
さすがゴールデンタイムの放送ですね~
みなさん行動が早い!
数ヶ月もすれば普通に購入できるようになるとは思いますが、今 手に入るのは「押し麦」だけ。
押し麦はもち麦の代わりにはならないの?
押し麦にはどんな効果があるの?
「もち麦」と「押し麦」の違いを調べてみました。
もち麦とは?押し麦とは?
まず、どちらも同じ大麦なんですって。
大麦なんですが、もち麦はもち性で、押し麦はうるち性という違いがあるそうです。
もち性と、うるち性。
素人にはそれだけでは違いが分かり辛いですよね。
もう少し詳しく調べてみましょう。
① 成分の違い
もち麦と押し麦の成分の大きな違いは、
「食物繊維の量」です。
食物繊維と言えば、お通じ(便通)に効果があるとされる成分ですよね。
もち麦の食物繊維の量は、白米の 約26倍 だそうです(100gあたり)
押し麦は、白米の約19倍です。
押し麦でも十分含まれていると思いますが、もち麦の方がはるかに含まれていますね。
しかも、もち麦に含まれている食物繊維は、野菜などに含まれている食物繊維とは異なり、
「水溶性の食物繊維(=βグルカン)」というものなんだそうです。
このβグルカンは、ゆっくり時間をかけて消化される特性があるため、
糖質や脂質の吸収を抑えてくれる作用があり、また、腸内環境を整えてくれるそうです。
コレステロール値を下げる効果があるそうですよ。
白米に混ぜて炊くだけで簡単に摂取できるのに、そのダイエット効果、健康効果は素晴らしいですね。
② 価格の比較
価格に関しては、地域やメーカーによって一概に言えないところではありますが、
大手メーカーさんで、スーパーやドラッグストアで手に入りやすい「はくばく もち麦ごはん 800g」ですと、538円(税込)。
これに対して、わたしが先日購入した「押し麦は」1㎏で360円(税込)でした。
国産大麦100%使用です。
1㎏あたりで比較すると、もち麦672円、押し麦360円。
押し麦の方が、だいぶ低価格ですね。
わたしが購入した押し麦の1回あたりの価格を計算してみました。
白米2合に対して0.5カップ使用した場合、
0.5カップが70gでしたので、約14回分になります。
1回あたり、約26円!
同様に、もち麦で計算してみると1回あたり約48円でした。
健康とダイエットの効果を考えると、素晴らしいコストパフォーマンスではないでしょうか^^
③ 味や食感、調理法の違い
白米に混ぜて食べるとなると、お味も気になるところですね。
好みの味ではないと続かないですし、食事が辛いものになっては悲しいですよね。
結論から言いますと、どちらも無味です。食感もほぼ同じです。
白米と一緒に炊いてもお味に大きな変化はなく、プチプチとした食感のみ加わると思っていただいていいと思います。
画像では見えにくいですが、炊き方や水加減は、袋に記載されているので特別難しいことはありません。
お米の硬さも、好みの硬さになるようその都度、調節してみてください。
もち麦・押し麦の違い、まとめ
きっと専門家の方が語れば奥が深い、もち麦と押し麦の違いですが、
個人が健康やダイエットの為に取り入れる際に知りたいことは、そんなに難しいことではないですよね。
簡単にまとめると、
①ダイエット効果、健康効果が高いのは「もち麦」。
しかし押し麦にも効果はある。
②価格が安いのは、「押し麦」
③味や食感、炊き方はほぼ同じ
となります。
ダイエット効果、健康効果といっても、お薬ではないですし、全ての効果に対して即効性や劇的な変化があるかどうかは、個人差があると思います。
しかし、気軽に毎日の食生活に取り入れることができるので、
お通じがよくなった=肌が綺麗になった、とか、
満腹感が得れるようになって食べる量が減った=体重が減った、とか、
健康診断でコレステロール値が下がった、とか。
そういう変化があるといいなと思って、続けていきたいと思います。